山形市内にお住まいもしく市内の学校に通われている学生の皆さまへ

  • 大学生の皆さまは、特別講演(1および2)、企業招待講演(1および2)を無料で聴講いただけます。
  • 高校生の皆さまは、特別講演2(土曜日) を無料聴講できます。
  • 以下の講演は全て 山形テルサ3階アプローズ にて執り行われます。ご来場お待ちしております。

特別講演1 足もとからのおもてなし-山形に生まれ、山形で育まれて-

渡辺 博明 (オリエンタルカーペット株式会社 社長)

6月22日(金) 13:00 - 14:00

座長: 柿本 正憲 (東京工科大学)

昭和10年地域振興の為に、中国からじゅうたん織りの技術者を7名招聘し始まった山形県でのじゅうたんづくり。文化の伝播でなく、直接の技術導入でじゅうたんづくりが始まりました。以来、高品質なものづくりを評価頂き新宮殿、赤坂離宮、京都迎賓館、バチカン宮殿など国内外の著名建造物に納入をして参りました。“良いもの”=“贅沢品”という概念、バブル崩壊、リーマンショック、東日本大震災という、我々のものづくりが“贅沢品”の一括りにされ、成り立たなくなってしまうような環境激変の中、生き残りをかけブランディングを行い、立ち上げたホームユースブランド「山形緞通」、そのブランディングの取り組みを、奥山清行氏、隈研吾氏、佐藤可士和氏、千住博氏とのコラボレーションのものづくりを含め、お話しさせて頂きます。

特別講演2 遊びではじめCGに魅せられて半世紀

西田 友是 (広島修道大学 (東京大学名誉教授) / ドワンゴCGリサーチ)

6月23日(土) 13:00 - 14:00

座長: 土橋 宜典 (北海道大学)

著者は1970年にコンピュータグラフィクスの研究をはじめて半世紀が経過しました。また、名誉なことに2017年秋に、CG研究の功績で「紫綬褒章」を頂きました。本講演はその記念講演でもあります。研究を始めた頃は貴重な計算機で「絵を描いて遊ぶな」と非難されましたが(そこで、タイトルに「遊びではじめ」を入れた)、評価されないながらに仲間とともに半世紀CGに魅せられ愚直に研究を重ねてきました。本講演では、日本のCG研究の創成期のはなし、SIGGRAPHなど世界の学会の変遷、著者の広範囲のCG分野の内特に先駆的研究(ソフトシャドー、ラジオシティ法、大気散乱、Bezeir Clipping法など)の特徴や魅力、及びドワンゴCGリサーチの成果や魅力について述べます。

企業招待講演1 ハリウッドVFX・アニメーション業界でのオープンソース開発

手島 孝人 (株式会社ポリフォニー・デジタル)

6月22日(金) 14:15 - 14:45

座長: 徳吉 雄介 (株式会社スクウェア・エニックス)

近年、ILM や ピクサー、ディズニーなどの欧米大手VFXスタジオ、アニメーションスタジオでは、CG 映像制作のための各種ライブラリをオープンソースプロジェクトとして公開する動きが盛んです。大規模化するコンテンツ制作を支えるためには膨大な研究開発が必要になりますが、品質の高いライブラリをオープンソース化することで開発者コミュニティとの相互貢献、データ互換性の向上、人材教育の効率化など様々なメリットが得られることがわかってきました。また意欲的な個人にとっても、大手スタジオの現場と交流をもち就職につなげる重要なきっかけにもなります。このセッションでは Pixar USD や OpenSubdiv などのオープンソースライブラリと、その開発に参加していく方法をご紹介します。

企業招待講演2 映像表現を突き詰める DF流デジタル・ヒューマン開発術

福田 啓 (株式会社 デジタル・フロンティア)

6月22日(金) 14:45 - 15:15

座長: 徳吉 雄介 (株式会社スクウェア・エニックス)

映画のvfxにおいてデジタル・ダブルはもはや当たり前の時代ですが、デジタル・ヒューマンとなると一気に難易度があがります。弊社では、亡くなった俳優を蘇らせ演技させたいというモチベーションから「デジタル・ヒューマン プロジェクト」を立ち上げ、R&Dとアーティストが表裏一体となり技術と映像の開発を行いました。そこで開発された技術やその過程を紹介しつつ、CGでリアルな人物を作って演技させることがいかに大変かを垣間見て頂ければと思います。また同時に、実際にアーティストが使うツール開発はどういったところがポイントになるかもお話し出来ればと思っています。

プラチナ・スポンサー

ゴールド・スポンサー

ニュース

  • 2018年6月23日 VC 2018は大盛況のうちに閉会いたしました. ご参加、誠にありがとうございました
  • 2018年6月19日 山形市内の大学生・高校生の皆さまは特別講演(一部)を無料でお聞きいただけます (詳細)
  • 2018年6月12日 ポスター発表のプログラムを公開いたしました (詳細)
  • 2018年6月1日 口頭論文発表のプログラムを公開いたしました (詳細)
  • 2018年6月1日 参加申し込みを開始いたしました (詳細)
  • 2018年5月18日 招待講演のプログラムを公開いたしました (詳細)
  • 2018年3月9日 暫定版のプログラムを公開いたしました (詳細)
  • 2018年3月6日 採択された技術論文のうち,希望者については画像電子学会の論文誌に推薦します (詳細)

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