第200回研究発表会
情報処理学会CGVI研究会では情報処理学会CVIM研究会、DCC研究会、電子情報通信学会PRMU研究会との連催で、「歴史をつなぐCG/DCC/CV/PR技術」のテーマのもと、11/6(木)、7(金)に松江テルサで開催いたします。ぜひ積極的なご投稿をよろしくお願いいたします。
連催
情報処理学会コンピュータビジョンとイメージメディア研究会(CVIM研究会)
情報処理学会デジタルコンテンツクリエーション研究会(DCC研究会)
電子情報通信学会 パターン認識・メディア理解研究会(PRMU研究会)
日時
2025年 11月6日(木)、7(金)
会場
松江テルサ
〒690-0003 島根県松江市朝日町478-18
テーマ
歴史をつなぐCG/DCC/CV/PR技術
趣旨
多くの古典的手法や既存アルゴリズム、定番ワークフローが長く使われてきた一方で、近年のディープラーニングをはじめとする機械学習の隆盛や計算機ハードウェアの進化により、古典と最新技術を組み合わせて新たな価値を生み出す動きが加速しています。本研究会では「歴史をつなぐ」という視点から、これまでに培われてきた基盤技術を現代や将来の文脈の中でどのように生かし、活用できるかを議論すべく、2025年11月研究会では「歴史をつなぐCV/CG/DCC/PR技術」というテーマで研究発表を募集します。生成や創造に関する、理論応用両面からの幅広いテーマの研究を募集します。
また、上記のテーマに限らず、一般セッションの発表も幅広く募集致します。
本研究会では、招待講演・パネルディスカッションとチュートリアルを予定しております。詳細については決まり次第、各研究会のWebに掲載しますのでご参照ください。
プログラム
全体構成:
11月6日(木)
10:40 – 12:00 セッション1A(大会議室)
10:40 – 12:00 セッション1B(中会議室)
13:00 – 14:00 招待講演(大会議室)
14:10 – 15:30 セッション2A(大会議室)
14:10 – 15:30 セッション2B(中会議室)
15:40 – 16:40 チュートリアル講演(大会議室)
16:50 – 17:55 セッション3A(大会議室)
16:50 – 17:55 セッション3B(中会議室)
11月7日(金)
09:15 – 10:35 セッション4A(大会議室)
09:15 – 10:35 セッション4B(研修室1)
10:45 – 11:35 セッション5A(大会議室)
10:45 – 11:50 セッション5B(研修室1)
13:00 – 14:00 パネルディスカッション(ドームシアター)
14:10 – 15:15 セッション6A(ドームシアター)
14:10 – 15:15 セッション6B(研修室1)
プログラム一覧:
11月6日(木) 午前 セッション1A(大会議室) 10:40 – 12:00
(1) PRMU 10:40-10:55 制御可能な拡散モデルを用いたポンゾ錯視画像の生成
○宮本祐希・飯塚里志・福井和広(筑波大)
(2)PRMU 10:55-11:10 CLAP特徴量による楽器数に対してロバストな演奏動画生成手法
○中ノ瀬優作・井上勝文・吉岡理文(阪公立大)
(3)PRMU 11:10-11:25 アフィン変換混合ガウスモデルによる流れ場表現
○衣川昌孝・藤村友貴・向川康博(奈良先端大)・佐藤慎太郎(東北大)・舩冨卓哉(京大)
(4)PRMU 11:25-11:40 MNISTの分類器学習によって得られる特徴量空間の可視化方法の検討
○望月義彦(埼玉工大)・藤木 淳(福岡大)・江口 脩(青森大)・大山 航(東京電機大)
(5) 11:40-12:00 インタラクティブセッション
11月6日(木) 午前 セッション1B(中会議室)10:40 – 12:00
(6) 10:40-10:55 [CGVI] 配光特性を考慮したスポットライトによる光跡の高速描画
○稲垣 壮冴(北大)・土橋 宜典(北大/プロメテックCGリサーチ)
(7) 10:55-11:10 [CGVI] FFHQ-Makeup: 複数スタイルにおける顔の一貫性を保持したペア合成化粧データセット
○楊 興超(サイバーエージェント)・上田 栞(慶應大)・黄 源天・秋山 朋也・武富 貴史(サイバーエージェント)
(8) 11:10-11:25 [CGVI] 所望の流れを実現するための粒子シミュレーションを用いた地形再構成
○木村 悠希(北大)・佐藤 周平(法政大/プロメテックCGリサーチ)・土橋 宜典(北大/プロメテックCGリサーチ)
(9) 11:25-11:40 [CGVI] 次元数とシーケンス長にスケーラブルな自己回帰モデルの設計と画像生成への応用
○金井 俊樹・金森 由博・遠藤 結城(筑波大)
(10) 11:40-12:00 インタラクティブセッション
11月6日(木) 午後 招待講演(大会議室)13:00 – 14:00
(11) 13:00-14:00 コンピュータグラフィックスの変遷
○土橋宜典(北海道大学)
11月6日(木) 午後 セッション2A(大会議室)
14:10 – 15:30
(12) 14:10-14:25 [CVIM] 回転座標変換とモデル予測制御高速化による小型ドローンの衝突回避性能の向上
○藤本 涼・嶋田 知泰(立命館大)・孔 祥博(富山県立大)・冨山 宏之(立命館大)
(13) 14:25-14:40 [CVIM] UAV画像における軽量なマルチスケール物体検出
○厳 海旻(立命館大)・孔 祥博(富山県立大)・嶋田 知泰・冨山 宏之(立命館大学)
(14) 14:40-14:55 [CVIM] CLIPへの視線情報付加による作業手順検出の高精度化
○山本 直矢・馬場 優弥・菊池 梓・中澤 篤志(岡山大)
(15) 14:55-15:10 [CVIM] 効率的特徴融合によるマルチモーダル3次元物体検出
○坂井 優斗・嶋田 知泰(立命館大)・孔 祥博(富山県立大)・冨山 宏之(立命館大)
(16) 15:10-15:30 インタラクティブセッション
11月6日(木) 午後 セッション2B(中会議室)
14:10 – 15:30
(17)PRMU 14:10-14:25 衛星画像から小領域の交通事故危険性を判別するCNNモデルの構築 ○重見浩太・大野友暉・右田剛史・高橋規一(岡山大)
(18)PRMU 14:25-14:40 CG画像を学習させたYOLOv5による実画像からの樹木検出 ○吉田暖紀・小林隆宏・右田剛史・高橋規一(岡山大)
(19)PRMU 14:40-14:55 固定視点映像を用いたアマチュア野球における投球シーンの自動検出 ○日比谷元樹・鳥見晃平・青木義満(慶大)
(20)PRMU 14:55-15:10 ラプラシアンピラミッドを用いた少量データ学習による2型色覚特性のための自己教師あり画像リカラーリング手法 ○加藤恩妃・久保田 彰(中大)
11月6日(木) 午後 チュートリアル講演(大会議室)15:40 – 16:40
(22) 15:40-16:40 ベイズ最適化の基礎とデザイン支援への応用
○小山裕己(東京大学)
11月6日(木) 午後 セッション3A(大会議室)
16:50 – 17:55
(23)PRMU 16:50-17:05 脳卒中スケールにおける特徴選択手法の検討 ○田幡颯馬(東京電機大)・河野淳一(兵庫医科大)・前田英作(東京電機大)
(24)PRMU 17:05-17:15 [ショートペーパー]歩容画像からの認知症検出の可能性について ○鈴木 響(島根大)・坂野 鋭(島大)
(25)PRMU 17:15-17:25 [ショートペーパー]可視化のための次元圧縮方法評価ベンチマークの作成 ○大賀政弥・坂野 鋭(島根大)
(26)PRMU 17:25-17:35 [ショートペーパー]自己教師あり動画特徴と単語分布整合学習によるLLMに基づく手話翻訳 ○安東芳高・川上 玲(科学大)
(27) 17:35-17:55 インタラクティブセッション
11月6日(木) 午後 セッション3B(中会議室)
16:50 – 17:55
(28) 16:50-17:05 [DCC] 多能工の技能伝承と若年層の土木業界への関心向上を図るwebプラットフォームの開発
○砂田 治弥(愛知文教女子短大)・正田 光次朗(光建)・松河 剛司(愛知工大)・横山 清子(名古屋市立大)
(29) 17:05-17:20 [DCC] 立ち位置と身体動作を用いた床面映像とのインタラクション手法の基礎検討
○安井 真絃・水野 慎士(愛知工大)
(30) 17:20-17:35 [DCC] プロンプト構造と信頼スコアの関係性に関する実践的考察
○大日方 政史(一般)
(31) 17:35-17:55 インタラクティブセッション
11月7日(金) 午前 セッション4A(大会議室)
09:15 – 10:35
(32) 09:15-09:30 [CGVI] 住宅間取り図に対するセマンティックセグメンテーションの精度比較
○山田 幹大・繁野 麻衣子(筑波大)
(33) 09:30-09:45 [DCC] AIアシスタントコンテンツ生成のための自動インタビューシステム
○宇都木 契・田中 尚輝・寺内 理沙(日立製作所)
(34) 09:45-10:00 [DCC] フィードバックを志向した特徴量ベース認識手法を用いた指文字学習支援アプリケーションの検討
○森本 正志・鳥居 優華(愛知工業大)
(35) 10:00-10:15 [DCC] 起立性調節障害患者の運動を促すシリアスゲーム開発における多周波数超音波センシングを用いたスマートフォン単体での下肢運動検出の検討
○宮崎 仁美(東京都立大)・阪口 紗季(東京都市大)・馬場 哲晃・串山 久美子(東京都立大)
(36) 10:15-10:35 インタラクティブセッション
11月7日(金) 午前 セッション4B(研修室1)
09:15 – 10:35
(37) 09:15-09:30 [CVIM] 泉崎横穴古墳における岩盤と顔料の潜在変数の学習による分光壁画解析
○古谷 大介・藤村 友貴・舩冨 卓哉(京大/奈良先端大)・森本 哲郎(東京大学)・高松 淳(マイクロソフト)・朽津 信明(東京文化財研究所)・池内 克史(東大)・向川 康博(奈良先端大)
(38) 09:30-09:45 [CVIM] 順序比較ラベルを用いた順序付き分類モデルの学習
○原田 翔太・備瀬 竜馬(九大)
(39)PRMU 09:45-10:00 画像生成AIにおける追加学習のステップ指定適用による手の修正手法の提案 ○笠 祐輝・久保田 彰(中大)
(40)PRMU 10:00-10:15 数値気象モデルにおける移流のニューラル場表現 ○柳 龍哉・藤村友貴・向川康博(奈良先端大)・安永数明(富山大)・久保尋之・岡﨑淳史・小槻峻司(千葉大)・舩冨卓哉(京大)
(41) 10:15-10:35 インタラクティブセッション
11月7日(金) 午後 セッション5A(大会議室)
10:45 – 11:35
(42)PRMU 10:45-11:00 骨格座標を用いた動作癖分析による個人推定 ○西村大輝・松井くにお(金沢工大)
(43)PRMU 11:00-11:15 線対称の関係を導入した骨格サンプルクラスタリングのためのLine-symmetrical Sample k-means ○宮部大翔・米田駿介・井上路子・西山正志(鳥取大)
(44) 11:15-11:35 インタラクティブセッション
11月7日(金) 午前 セッション5B(研修室1)
10:45 – 11:50
(45) 10:45-11:00 [DCC] VR環境における聴覚フィードバックが上肢の運動学習に与える影響に関する一検討
○佐々木 綾太(東大)・新島 有信(NTT)・朴 燦鎬・小川 剛史(東大)
(46) 11:00-11:15 [DCC] 前腕一体型銃火器VRコントローラーCanntletにおける触覚提示解像度の向上
○小川 玲音・井上 亮文(東京工科大)
(47) 11:15-11:30 [DCC] 空中移動体験を高める脚部装着デバイスの開発
○宮川 亮・井上 亮文(東京工科大)
(48) 11:30-11:50 インタラクティブセッション
(49) 13:00-14:00 パネルディスカッション(TBA)
14:00-14:10 休憩 ( 10分 )
11月7日(金) 午後 セッション6A(ドームシアター)
14:10 – 15:15
(50) PRMU 14:10-14:25 視線データの解析による集中度の推定及び分析 ○重野圭亮・松井くにお(金沢工大)
(51) PRMU 14:25-14:40 近傍点対の知覚的色差の最大化による散布図のクラス識別性向上に関する検討 ○桂田治輝(龍谷大)・藤木 淳(福岡大)・植田祥明(龍谷大)
(52) PRMU 14:40-14:55 道路標識認識に対する敵対的攻撃による誤認識誘発手法 ○高橋征那(島根大)・黄 緒平(島根大/東北大)・伊藤彰則(東北大)
(53) 14:55-15:15 インタラクティブセッション
11月7日(金) 午後 セッション6B(研修室1)
14:10 – 15:15
(54) 14:10-14:25 [CGVI] 布の挙動における周期性軽減のためのモーション補間ベースのアニメーショングラフ構築
○西谷 真菜・藤代 一成(慶應大)
(55) 14:25-14:40 [CGVI] 残差学習によるPBR対応頭部メッシュの年齢編集
○金森 由博・田島 大地・金井 俊樹(筑波大)・楊 興超・高山 健志・武富 貴史(CyberAgent AI Lab)
(56) 14:40-14:55 [CVIM] 微分可能レンダリングと拡散モデルによる正面復元画像を参照とした泉崎横穴古墳3Dモデルの仮想修復
○鶴貝 拓海・藤村 友貴(奈良先端大)・舩冨 卓哉(京都大学/奈良先端大)・森本 哲郎(東京大学)・高松 淳(マイクロソフト)・大石 岳史(東京大学)・朽津 信明(東京文化財研究所)・池内 克史(東大)・向川 康博(奈良先端大)
(57) 14:55-15:15 インタラクティブセッション
一般講演:発表 15 分
※ インタラクティブセッションは「全ての発表者が連続して発表を行った後、残り時間で個別に並列してディスカッションする」というスタイルにすることで、聴講者が全ての発表を俯瞰しつつ、個別の深い議論も可能となることを目指しています。インタラクティブセッションの詳細については、下記をご覧ください。
http://www.ieice.org/iss/prmu/jpn/discussion_session.html
論文募集
発表申込締切
2025年9月12日(金)
原稿送付締切
2025年10月6日(月)23:59まで※厳守
発表申し込み要領
下記URLの発表申し込みから「第200回コンピュータグラフィックスとビジュアル情報学・第41回デジタルコンテンツクリエーション・第243回コンピュータビジョンとイメージメディア合同研究発表会」を選択してお申込みください。
発表申込時には,著者情報・発表タイトル・概要のみ必要です。
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- 万が一,「講演申込受理のお知らせ」のメールが届かない場合には,申込・照会先にご連絡下さい。なお,原稿締め切り,要領についてのお問い合わせは,学会研究会係にお願いします。(担当:研究会係 sig[AT]ipsj.or.jp)※[AT]は@に直してください.
ページ数には制限ありません。2ページからご投稿いただけます。なお、研究会推薦論文は6ページ以上の論文が対象となります。
多様なご発表の性質上,この頁数に収まらない物も受け付けます。
発表時間
「テーマ」「一般」の講演時間は1件につき15分程度を予定しています。
※スケジュールの都合により発表時間は変更になる場合があります。
費用(参加費)
登録会員でない方は,学会所定の参加費が必要です。
参加費・参加方法の詳細については以下をご参照ください。
https://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/sanka.html
情報処理学会主催のイベントにおける新型コロナウイルス感染症への対策について
https://www.ipsj.or.jp/topics/coronavirus.html
担当幹事
久保 尋之 (千葉大学) hkubo[at]chiba-u.jp
担当委員 (お問い合わせ先)
金森由博(筑波大学)kanamori[at]cs.tsukuba.ac.jp