第197回研究発表会【2025年1月10日申込締切、3月5日(水)、3月6日(木)開催】

第197回研究発表会

情報処理学会コンピュータグラフィックスとビジュアル情報学研究会(CGVI)では,下記のように第197回研究発表会を開催いたします.

第197回は「光学が切り開くCG/CVの産学連携及びCG技術一般」のテーマのもと,2025年3月5日(水)、3月6日(木)に株式会社エクサウィザーズでハイブリッド開催いたします.ぜひ積極的なご投稿をよろしくお願いいたします.

日時

2025年3月5日(水)、3月6日(木)

会場

株式会社エクサウィザーズ
〒108-0023 東京都港区芝浦4丁目2−8 住友不動産三田ファーストビル5階
 

テーマ

光学が切り開くCG/CVの産学連携及びCG技術一般

 

趣旨

CG/CV技術は,学術界と産業界が両輪となって発展を続けてきました.特に近年,光学分野において,CGによる精緻な描写技術,CVによる新たな計測技術・認識技術がそれぞれ大きく発展しています.産業界と学術界がそれぞれの技術進歩や課題を共有し連携することで,業界全体の技術発展にとって重要です.本研究会では,「光学が切り開くCG/CVの産学連携」をテーマに,第197回研究会を開催いたします.

また,上記のテーマに限らず,コンピュータグラフィックスに関する発表も広く募集いたします.

本研究会にはロング発表セッションとスポットライトセッションの2種類がございます.ロング発表セッションでは⻑めの発表時間を確保し,発表研究についてより深い議論ができるように配慮しております.スポットライトセッションでは新規性や完成度を問わずに発表を募集し,1〜2分の登壇発表とポスター発表を通じて研究者同士の交流の機会を設けます.登壇発表者はCGVI賞および情報処理学会山下記念研究賞の選考対象となります.また学生による登壇発表者は学生発表賞の選考対象となります.
皆様の積極的なご参加を心よりお待ちしております.

 

プログラム

講演時間
1件につき発表25分 (そのうち質疑5-10分程度)
特別セッションについては全体で45分

2025年3月5日(水)

リアルタイム・シミュレーション (13:00~14:30) 座長:石山 浩平 (株式会社ポリフォニー・デジタル)

[1] GPU work graphを用いたSPHによる流体シミュレーションの時間解像度制御
〇宮下慧悟(慶應義塾大学), 杉田俊平(慶應義塾大学), 藤代一成(慶應義塾大学)

[2] 描画結果を考慮した反射プローブの最適配置
〇三瓶真志(筑波大学), 金森由博(筑波大学), 遠藤結城(筑波大学)

[3] ヘルムホルツ分解を用いたスケッチベース流体生成
〇宮内竜一(北陸先端科学技術大学院大学), 常恒遠(北陸先端科学技術大学院大学), 福里司(早稲田大学), 宮田一乘(北陸先端科学技術大学院大学), 謝浩然(北陸先端科学技術大学院大学)

— 休憩 15分 —

表面・ボリューム (14:45~15:45) 座長:久保 尋之 (千葉大学)

[4] 光沢面上の複数回散乱を考慮した偏光パストレーシングと偏光情報に基づく法線推定法の評価
〇大羽英仁(早稲田大学), 谷田川達也(一橋大学), 森島繁生(早稲田大学)

スポットライトセッション (15:45~16:00)

[5] ウェーブレット変換による高周波な反射表面に適した表面法線分布推定と高さ場推定手法
〇倉田樹(法政大学), 小池崇文(法政大学)

— 休憩 30分 —

動画・画像解析 (16:30~17:30) 座長:小山 裕己 (産業技術総合研究所)

[6] 顔識別モデルと生成AIを用いた動画内容の解析
〇角田梓美(静岡大学), 岡部誠(静岡大学)

[7] 複数カメラを用いた3次元再構成による物体消去手法
〇岡田尚樹(静岡大学), 岡部誠(静岡大学)

— 休憩 15分 —

招待講演 (17:45~18:45) 座長:石山 浩平(株式会社ポリフォニー・デジタル)

[8] リアルタイム被写界深度の進化と最新ボケ表現
〇川瀬 正樹(シリコンスタジオ株式会社)

 

2025年3月6日(木)

拡散モデル (10:30~11:30) 座長:加藤 卓哉(株式会社エクサウィザーズ)

[9] 潜在拡散モデルを用いた地形形状とテクスチャの同時生成
〇肥後千紀(筑波大学), 金井俊樹(筑波大学), 遠藤結城(筑波大学), 金森由博(筑波大学)

[10] 前景物による遮蔽と姿勢指定を考慮した人物画像合成
〇増田瞬(筑波大学), 遠藤結城(筑波大学), 金森由博(筑波大学)

— 昼食 90分 —

深層学習 (13:00~14:30) 座長:金森 由博 (筑波大学)

[11] ドローンによる配電線の自動点検のための学習用CGデータセットの生成手法
〇岡村徹(静岡大学), 岡部誠(静岡大学)

[12] LLMを利用したテキスト指示による物体のレイアウト提案システム
〇中瀬世士(静岡大学), 岡部誠(静岡大学)

[13] キャラクター顔検索と背景情報提示機能を持つ漫画読者支援システム
〇中村斗耶(静岡大学), 岡部誠(静岡大学)

— 休憩 15分 —

招待講演 (14:45-15:45) 座長:加藤 卓哉(株式会社エクサウィザーズ)
[14] 偏光特性変化を利用した流体計測技術
〇山下聖悟(株式会社エクサウィザーズ)

 

論文募集

発表申込締切

2025年1月10日(金)

原稿送付締切

2025年2月10日(月)23:59まで(厳守)

発表申し込み要領

下記リンクの発表申し込みから「第197回コンピュータグラフィックスとビジュアル情報学研究発表会」を選択してお申込みください.

発表申込時には,著者情報・発表タイトル・概要の情報のみ必要です.

学生発表賞の選考対象を希望される学生の方は発表申込時に「学生」を選択下さい.

発表申込はこちら

申し込み時の連絡事項に、以下を記載下さい。

論文種別:

  • テーマ
  • 一般
  • スポットライト

発表者の種別(いずれか一つを残してください):

  • 学生(学生発表賞の対象となります)
  • それ以外

発表申込後,原稿送付締切までに最終原稿のご投稿をお願いいたします.投稿システムへの論文提出が遅れると,発表キャンセルとなりますのでご注意下さい.原稿の作成は下記リンクを参照してください.(LaTeX・Wordテンプレートもこちらより取得できます.)

原稿作成について

注意事項
  • 発表申込後,「発表申込完了のお知らせ」に関するメールが自動発信されます.
  • 発表申込締切後の数日以内に,「講演申込受理のお知らせ」に関するメールが発信されます.講演原稿の締め切り・要項・提出方法等に関する情報が記載されておりますので,記載された方法に従って原稿を提出下さい.
  • 万が一,「講演申込受理のお知らせ」のメールが届かない場合には,申込・照会先にご連絡下さい.なお,原稿締め切り,要領についてのお問い合わせは,学会研究会係にお願いします.(担当:研究会係 sig[AT]ipsj.or.jp)※[AT]は@に直してください.

ページ数には上限がありません.2ページからご投稿いただけます.なお,研究会推薦論文は6ページ以上の論文が対象となります.

発表時間

「テーマ」「一般」の講演時間は1件につき20分から25分程度(質疑応答を含む)を予定しています.「スポットライト」は1件につき1分から2分程度(質疑応答なし)の登壇発表とポスター発表を予定しています.

費用(参加費)

登録会員でない方は,学会所定の参加費が必要です.参加費・参加方法の詳細については以下のリンクをご参照ください.

https://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/sanka.html

※非会員の学生の方の参加費は、非会員と同額になります.

担当委員 (お問い合わせ先)

  • 石山 浩平(株式会社ポリフォニー・デジタル)kohei.ishiyama[at]sony.com
  • 加藤 卓哉(株式会社エクサウィザーズ)takuya.kato[at]exwzd.com
  • 櫻井 快勢 (株式会社サイバーエージェント) sakurai_kaisei[at]cyberagent.co.jp

※[at]は@に直して下さい

第197回研究発表会【2025年1月10日申込締切、3月5日(水)、3月6日(木)開催】