第187回研究発表会

第187回研究発表会

情報処理学会コンピュータグラフィックスとビジュアル情報学研究会 (CGVI)では,下記のように第187回研究発表会を開催いたします.

日時

2022年9月14日(水)-15日(木)

2022年9月14日(水)

会場

オンライン開催(FIT2022と併催)

テーマ

CGのインタフェース技術

趣旨

CG分野の誕生以来,アイバン・サザランドはSketchpadによって人間と計算機の境界を革新し,インタフェース技術はCGの発展に極めて重要な推進力となりつつあります.昨今のデータ駆動型や深層学習・機械学習に基づく手法は,インタラクティブなCGシステムにも取り入れられ,我々の日常生活や創造活動で重要な役割を果たすようになりました.しかし,CGコンテンツの制作には膨大な労力や専門知識が必要で,スキルを持たないユーザが高品質なメディアコンテンツを創作・編集するには,更なる研究が不可欠です.そこで本研究回では,「CGのインタフェース技術」というテーマで第187回研究会を開催いたします.
 
また,上記のテーマに限らず,コンピュータグラフィックスに関する発表も広く募集いたします.本研究会にはロング発表セッションスポットライトセッションの2種類がございます.ロング発表セッションでは長めの発表時間を確保し,発表研究についてより深い議論ができるように配慮しております.スポットライトセッションでは新規性や完成度を問わずに発表を募集し,1~2分の登壇発表とポスター発表を通じて研究者同士の交流の機会を設けます.登壇発表者はCGVI賞および情報処理学会山下記念研究賞の選考対象となります.また学生による登壇発表者は学生発表賞の選考対象となります.皆様の積極的なご参加を心よりお待ちしております.
※スポットライトセッションは第187回研究発表会から新たな試みとして募集も始めました.併せて投稿をご検討ください.

プログラム

開催日:9月14日(水) 9:30-14:30
 会場:Zoomによるオンライン開催
 講演時間: 一般講演:1件につき発表20分 (そのうち質疑5分程度),スポットライト:1件につき発表2分(質疑応答なし)及びポスター発表

テーマセッション:CGのインタフェース技術(9:30-11:10)
座長:福里 司 (東京大学)

[1] 9:30-9:50
手描きスケッチ入力による衣服3Dモデルの生成手法
〇何 毅, 謝 浩然,宮田 一乘 (北陸先端科学技術大学院大学)

[2] 9:50-10:10
Interactive Layout Design Interface with User Guidance
〇オウ カゴウ, 謝 浩然 (北陸先端科学技術大学院大学)

[3] 10:10-10:30
条件付き生成モデルを用いたスケッチベースの都市生成手法
〇神田 純哉,何 毅, 謝 浩然,宮田 一乘(北陸先端科学技術大学院大学)

[4] 10:30-10:50
多人数共有空間に適したグリッドコンピュータによる分散レンダリング
〇ホウ コウ,奥村 直仁,齋藤 豪(東京工業大学)

[5] 10:50-11:10
直交マルチディスプレイを用いた裸眼立体映像におけるフレームブレイク効果の検証
〇徳永 恵太,藤代 一成(慶應義塾大学)

— 11:10-11:30 休憩20分 —

スポットライトセッション:ポスター発表(11:30-11:55)
座長:謝 浩然 (北陸先端科学技術大学院大学)

[6] 11:30-11:32
デジタルイラストにおける照明効果に係るストロークの自動生成に関する一実験
〇小林 樹, 佐藤 周平 (法政大学/プロメテックCGリサーチ)

[7] 11:32-11:34
流体シミュレーションにおけるシャボン玉の形状制御に関する一実験
〇高松 香佳, 佐藤 周平 (法政大学/プロメテックCGリサーチ)

[8] 11:34-11:36
スケッチベースイラスト創作支援システムの提案
〇金山 春香, 謝 浩然,宮田 一乘 (北陸先端科学技術大学院大学)

11:36-11:55: ポスター発表 

招待講演:CGのインタフェース技術 (13:00-14:30)
座長:藤代 一成(慶應義塾大学)

[9] 13:00-13:30
アニメ作品を効率的に制作するための対話的なシステムの開発
〇福里 司 (東京大学)

[10] 13:30-14:00
流体映像制作支援のためのインタフェース技術
〇佐藤 周平 (法政大学/プロメテックCGリサーチ)

[11] 14:00-14:30
人間拡張のためのオーグメンテッドインタフェース
〇謝 浩然 (北陸先端科学技術大学院大学)

論文募集

発表申込締切

2022年8月8日(月)
2022年8月15日(月)まで延長

原稿送付締切

2022年8月22日(月) 23:59まで ※厳守です。

発表申し込み要領

・下記URLの論文募集のメニューから「第187回コンピュータグラフィックスとビ ジュアル情報学研究発表会」を選択してお申込みください.
・発表申込時には,著者情報・発表タイトル・概要のみ必要です.
・申し込み時の連絡事項に論文種別をご選択のうえ記載してください.
・学生発表賞の選考対象を希望される学生の方は発表申込時に「学生」を選択下さい.

発表申込URL:https://ipsj1.i-product.biz/ipsjsig/CG

申し込み時の連絡事項に,以下を記載下さい.

論文種別「テーマ」
「テーマ」
「一般」
「スポットライト」

発表者の種別(いずれか一つを残してください)
「学生」※学生発表賞の対象となります
「それ以外」

発表申込後,原稿送付締切までに最終原稿のご投稿をお願いいたします.
投稿システムへの論文提出が遅れると,発表キャンセルとなりますのでご注意下さい.
原稿の作成は下記リンクを参照してください.(LaTeX・Wordテンプレートもこちらより取得できます)

原稿作成についてはこちらのURLをご参照ください:http://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/genko.html

■ 注意事項
  • 発表申込後,「発表申込完了のお知らせ」に関するメールが自動発信されます.
  • 発表申込締切後の数日以内に,「講演申込受理のお知らせ」に関するメールが発信されます.講演原稿の締め切り・要項・提出方法等に関する情報が記載されておりますので,記載された方法に従って原稿を提出下さい.
  • 万が一,「講演申込受理のお知らせ」のメールが届かない場合には,申込・照会先にご連絡下さい.なお,原稿締め切り,要領についてのお問い合わせは,学会研究会係にお願いします.(担当:研究会係 sig[AT]ipsj.or.jp)※[AT]は@に直してください.

ページ数には制限ありません.2ページからご投稿いただけます.なお,研究会
推薦論文は6ページ以上の論文が対象となります.

発表時間

「テーマ」「一般」の講演時間は1件につき20分から25分程度(質疑応答を含む)を予定しています.
「スポットライト」は1件につき1分から2分程度(質疑応答なし)の登壇発表とポスター発表を予定しています.
※申し込み状況によって変動する可能性があります.
オンライン開催に関してこちらのURLをご参照ください:https://cgvi.jp/info/manual-online/

費用(参加費)

参加費・参加方法の詳細については以下をご参照ください.
http://www.ipsj.or.jp/event/fit/fit2022/adv_reserve_sig.html

情報処理学会主催のイベントにおける新型コロナウイルス感染症への対策について

https://www.ipsj.or.jp/topics/coronavirus.html

担当委員 (お問い合わせ先)

謝 浩然(北陸先端科学技術大学院大学)xie[at]jaist.ac.jp
安東 遼一 (無所属) ryich.ando[at]gmail.com
岡部 誠 (静岡大学)m.o[at]acm.org
※[at]は@に直して下さい.

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