第166回研究発表会

第166回研究発表会

情報処理学会コンピュータグラフィックスとビジュアル情報学研究会では,株式会社GYAO様の協賛で,2017年3月13日~14日に第166回研究発表会を開催します.今回のテーマは,「画像・動画コンテンツの処理と検索」です.

奮ってご参加くださいますよう,お願い申し上げます.

日時

2017年3月13日(月)

会場

株式会社GYAO セミナールーム
〒102-8021 東京都千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー  2F(受付),17F(発表会場) [アクセス]

東京メトロ永田町駅 9a出口直結
東京メトロ赤坂見附駅 D出口より 徒歩1分
各駅から受付までの案内図(※必ずご確認下さい)
※2Fにて入館手続きを行いますので,聴講参加の方は下記「入館手続」をご覧ください.

テーマ

画像・動画コンテンツの処理と検索

趣旨

情報処理学会コンピュータグラフィックスとビジュアル情報学研究会では,「画像・動画コンテンツの処理と検索」をテーマに,株式会社GYAOの協賛により第166回研究発表会を開催致します.
画像・動画コンテンツはプロの制作する配信コンテンツや広告の増加に加え,個人が日常的に配信を行い,一躍時の人となる事例も数多く見られます.この,日々増加をし続ける膨大な数の画像・動画コンテンツは情報量が大きくユーザーの利用形態も多様であるという特徴があり,処理および検索技術の重要性がますます増大していくことが予想されることから,当研究会を企画いたしました.
今回,招待講演として,スクリーンショット共有サービス「Gyazo」の開発者でもある慶應義塾大学の増井俊之氏をお招きし,関連検索に関する最新の研究内容についてご講演いただくとともに,コミックスの処理及び検索に関する研究でSIGGRAPH,ICCV等で活躍をされている国立情報学研究所の松井勇佑氏をお招きし,研究開発や関連分野の今後に関するお話を伺う予定です.
当研究発表会は,国内の代表的な動画コンテンツ企業の1つである株式会社GYAOの協賛により実施し,企業の開発者等との交流を促進する機会となればと考えております.
また,通常の研究発表会に加え,卒業研究ポスター発表会を企画致しますので,今後の研究活動に役立てられる場としてご検討をお願いします.

協賛

株式会社GYAO

招待講演

増井 俊之 氏 (慶應義塾大学)
松井 勇佑 氏 (国立情報学研究所)

講演時間

通常講演 10件(発表15分,質疑 5分)
特別講演 2件(発表50分,質疑10分)
VIP開催報告 1件(発表10分)

全体構成

3月13日(月)
10:00 – 10:10 第16回ビジュアル情報処理研究合宿の開催報告(会場A)
10:10 – 10:50 一般セッション1(会場A)
11:00 – 12:00 一般セッション2(会場A)
13:00 – 14:40 テーマセッション(会場A)
14:50 – 15:50 特別講演1(会場B)
16:00 – 17:00 特別講演2(会場B)
17:00 – 18:00 ポスターセッション(会場B)
18:00 – 18:50 懇親会(会場B)

プログラム

○は発表者

第16回ビジュアル情報処理研究合宿の開催報告(会場A) (10:00 – 10:10)

◯十枝 菜穂子(お茶の水大), 山谷 佳祐, 内海 友輔(豊橋技科大), 小林 享生(東京電機大),
田口 博史(豊橋技科大), 塩谷 祥加(お茶の水大), 菊地 直樹(岩手県立大), 山川 和樹(東京電機大)

一般セッション1(会場A) (10:10 – 10:50)

座長 向井 智彦(東海大学)

(1) 10:10 – 10:30
キャラクタの局所的な身体構造を考慮したリアルタイム二次動作自動生成
◯金田 綾乃, 福里 司, 福原 吉博, 中塚 貴之, 森島 繁生(早大)

(2) 10:30 – 10:50
表情変化を考慮した経年変化顔動画合成
◯山本 晋太郎, サフキン パーベル, 加藤 卓哉, 山口 周悟, 森島 繁生(早大)

休憩 (10分)

一般セッション2(会場A) (11:00 – 12:00)

座長 赤木 康宏(農工大)

(3) 11:00 – 11:20
Evaluating Inverse Rendering of Subsurface Scattering for Translucent Spherical Object
◯Xingji Zeng, Takafumi Iwaguchi, Hiroyuki Kubo, Takuya Funatomi, Yasuhiro Mukaigawa(奈良先端大)

(4) 11:20 – 11:40
RGB-Dセンサを用いた没入型ヘッドマウントディスプレイにおける違和感の少ない仮想空間とのインタラクション手法の提案
◯中迫 弘子, 三鴨 道弘, 川崎 洋(鹿児島大)

(5) 11:40 – 12:00
Real-time caustic rendering in large marine environment
◯Killian Guerin, Masao Izumi(府大)

昼食 (60分)

テーマセッション(会場A) (13:00 – 14:40)

座長 今給黎 隆(工芸大)

(6) 13:00 – 13:20
基礎形状を用いた画像ベースモデリング
◯野々村 俊輔, 土橋 宜典, 山本 強(北海道大)

(7) 13:20 – 13:40
PCCS表色系に基づくクリップアートのスタイル識別
◯舘山 北斗, 栗山 繁(豊橋技科大)

(8) 13:40 – 14:00
ハフ変換によるコミックからのキャラクターの抽出
◯地頭 洋樹, 守田 了(山口大)

(9) 14:00 – 14:20
二値特徴量のノルムでの並べ替えによる画像間の対応点探索の高速化
◯杉村 昌彦, 馬場 孝之, 上原 祐介(富士通研)

(10) 14:20 – 14:40
自己相似性を考慮した時間経過により変化する双方向反射特性の表現
◯三鴨 道弘, 川崎 洋(鹿児島大)

休憩 (10分)

特別講演1(会場B) (14:50 – 15:50)

(11) 14:50 – 15:50
1時間で画像検索エンジンを作る
松井 勇佑(国立情報学研究所)

特別講演2(会場B) (16:00 – 17:00)

(12) 16:00 – 17:00
画像キャプチャサービス「Gyazo」と関連画像検索システム
増井 俊之(慶應義塾大学)

ポスターセッション(会場B) (17:00 – 18:00)

(13) 自己相似性を考慮した時間経過により変化する双方向反射特性の表現
◯三鴨 道弘, 川崎 洋(鹿児島大)

(14) RGB-Dセンサを用いた没入型ヘッドマウントディスプレイにおける違和感の少ない仮想空間とのインタラクション手法の提案
◯中迫 弘子, 三鴨 道弘, 川崎 洋(鹿児島大)

(15) 表情変化を考慮した経年変化顔動画合成
◯山本 晋太郎, サフキン パーベル, 加藤 卓哉, 山口 周悟, 森島 繁生(早大)

(16) Evaluating Inverse Rendering of Subsurface Scattering for Translucent Spherical Object
◯Xingji Zeng, Takafumi Iwaguchi, Hiroyuki Kubo, Takuya Funatomi, Yasuhiro Mukaigawa(奈良先端大)

(17) 人型キャラクタの頬殴打時のアニメーション制作支援システム開発
◯有泉 静耶, 向井 智彦(東海大)

(18) マスク画像を用いたパーティクル配置による結露現象の再現
◯君和田 一樹, 向井 智彦(東海大)

(19) テニスサーブにおける身体特徴量の実時間可視化システムの検討
◯渡邉 俊綱, 梅澤 俊二, 向井 智彦(東海大)

(20) バイノキュラートーンマッピングを利用したタブレット上での画像表示アプリケーションの開発
◯酒井 駿志, Raytchev Bisser, 玉木 徹, 金田 和文(広島大)

(21) 大画面表示のための注視領域を考慮したトーンマッピング表示に関する検討
◯山本 佳明, Raytchev Bisser, 玉木 徹, 金田 和文(広島大)

懇親会(会場B) (18:00 – 18:50)

入館手続

聴講参加される方は2F受付にて当日参加を受け付けております.
その際,入館証発行に多少お時間を頂きますので,事前手続きを希望される方は,
下記担当委員へ3月8日(水)までにご連絡下さい.
いずれの場合も氏名,メールアドレス,懇親会の参加の有無をお知らせください.

懇親会

懇親会をポスターセッションの後に,同会場で開催いたします.
懇親会費は,下記の参加費用とは別に,一般2,000円,学生1,000円(予定)を当日お支払いください.

参加費

登録会員でない方は学会所定の参加費が必要です.

研究発表会の参加費について

担当委員 (お問い合わせ先)

今給黎 隆(東京工芸大学)t.imagire[at]game.t-kougei.ac.jp
赤木 康宏(東京農工大学)akagi-y[at]cc.tuat.ac.jp

研究報告オンライン化実施について

標記の研究発表会はペーパレスで行います

本会は,論文誌(ジャーナル・トランザクション)については平成20年度から,研究会刊行物(研究報告)についても平成21年度から紙媒体での出版を廃止し,オンライン出版とすることといたしました.

なお,会場にて資料をUSBメモリ経由でダウンロードが可能なよう準備を行っております.

コンピュータグラフィックスとビジュアル情報学研究会にご登録されている方

研究発表会の【一週間前】に本会電子図書館情報学広場で当研究発表会の資料を公開します.当日は資料をプリントアウトしてご持参いただくか,ご自身のPCにダウンロードの上PCをご持参ください.

情報学広場上の ユーザ登録(無料)が必要です.詳細は,情報学広場利用方法をご確認下さい.

コンピュータグラフィックスとビジュアル情報学研究会にご登録のない方

当日受付で当研究発表会の資料閲覧用のパスワードをお渡しいたします. 研究会の参加費についてはこちらをご覧ください.当日はネットワーク接続可能なPCをご持参ください.

尚,当研究会にご登録いただくことで当研究会の資料のバックナンバーも含めて,全て情報学広場でご購読いただけます.是非この機会に登録をご検討ください.

登録に関してはこちらをご参照ください.

研究会登録は上記のお申込と登録費をご入金いただいて正式登録となります.入金の確認には1週間程度お時間をいただきますのでご了承ください.

情報学広場上の ユーザ登録(無料)が必要です.詳細は,情報学広場利用方法をご確認下さい.
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論文募集

発表申込〆切

2017年1月6日(金)

原稿送付〆切

2016年2月下旬予定

発表申し込み要領

下記URLより『発表申込』>『第166回コンピュータグラフィックスとビジュアル情報学研究発表会』を選択してお申込みください.
発表申込時には,著者情報・発表タイトル・概要のみ必要です.
発表申し込み後,原稿締め切りまでに最終原稿のご投稿をお願いいたします.

発表申込URL

*お申し込みの方は連絡事項に,以下の論文種別を記載下さい (いずれか一つを残して下さい).
「テーマ」(口頭発表+ポスター発表)
「テーマ」(口頭発表のみ)
「一般」(口頭発表+ポスター発表)
「一般」(口頭発表のみ)
「卒業研究ポスター」(ポスター発表)

卒業研究ポスター発表会

2016年度に卒業する(あるいは,大学院に進学する)学生を対象に卒業研究ポスター発表会を開催致します.
ポスター発表会では,卒業研究の成果について広く関連研究者と議論する場を設け,研究方向性や着眼点等,今後の研究活動に役立てられる場としてご活用いただきたいと思います.

原稿

原稿の作成は下記リンクを参照してください(LaTeX・Wordテンプレートもこちらより取得できます).
極端に短い(1頁未満),又は,長い(10頁以上)原稿に関しては,運営委員が適宜判断しご連絡を差し上げます.
卒業研究ポスター発表に関しては,原稿は2ページ程度を標準とします.

原稿作成について

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